2008年10月25日
かぶれにくい うるし
漆って聞かれた事、ありますか?
漆は昔からある日本の伝統天然樹脂塗料です。ウルシノキ等から採取した樹液を加工し、ウルシオールを主成分としています。英語で磁器のことをCHINAと呼ぶのに対し、漆や漆器のことをJAPANと呼ぶように、欧米では日本固有のものと思われています。
ハゼの木の下を通ったり、葉を触ったりしてかぶれたことありませんか?
漆も同じように、慣れるまではかぶれます。普通3回かぶれると抗体ができて、まけなくなると聞きますが個人差が非常に大きいようです。
店頭に置いていました漆が、夏の暑さか何かで少しもれていたことがありました。お客さんが触ったら大変と、細心の注意をもって処分しましたが、触れたわけでもないのに2~3日後ぐらいから手に水ぶくれができてしまいました。店で販売しておきながら、触ることができないというのは、販売に説得力がでませんが、こればかりはしょうがないかな、と思っています。
漆に触るとなぜかぶれるか?
漆は樹木の中から外にでた時に最初に合ったタンパク質と反応すると聞いています。
それが人間であれば、そこでかぶれるわけです。
うちのお店にNOAという漆があります。
これは、あらかじめタンパク質と反応させた漆です。
よって、かぶれにくいということです。
本当は、かぶれないはずなのですが、人によって精神的にかぶれる方がいらっしゃいます。
それで、かぶれにくい、と言う表現をしております。
木工塗装をしてらっしゃるお客様も、最終的にはうるしの技法にあこがれる方が多いです。
それくらい、うるし というのは魅力のある商品なのですね~
Posted by ペイントくん at 11:13│Comments(5)
│塗料のこと
この記事へのコメント
ブログへの書き込み、ありがとうございました。
そうなんです。カウネットもやってるんです。
ご用命がございましたら
担当が駆けつけさせていただきます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
そうなんです。カウネットもやってるんです。
ご用命がございましたら
担当が駆けつけさせていただきます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
Posted by 支配人 at 2008年10月25日 11:29
うるしの事、懐かしく読ませていただきました。
私にとっては、懐かしい響きでした。
それと、塗料店に有る事が、不思議でした。
なかなか、知恵は深くなりません(笑)
私にとっては、懐かしい響きでした。
それと、塗料店に有る事が、不思議でした。
なかなか、知恵は深くなりません(笑)
Posted by メガネのカワタ at 2008年10月26日 21:36
>メガネのカワタさま
コメントありがとうございました。
漆は大昔から使われていた塗装の材料だと思います。だから塗料店に在るんですよ。
と言いながら、漆を扱っている塗料店はうちだけみたいです。
説得力の無い返事でしたネ
コメントありがとうございました。
漆は大昔から使われていた塗装の材料だと思います。だから塗料店に在るんですよ。
と言いながら、漆を扱っている塗料店はうちだけみたいです。
説得力の無い返事でしたネ
Posted by ペイントくん at 2008年10月26日 22:29
他にも、「カシュー漆」とか釣具店に「新うるし」とか有りますが、似たような物ですかね?
祭の時に「木札」を作るのに前記の物を使いますので気になりました。
精神的にかぶれると言うのは、面白い(かぶれる方には失礼かもしてませんが)ですね。
祭の時に「木札」を作るのに前記の物を使いますので気になりました。
精神的にかぶれると言うのは、面白い(かぶれる方には失礼かもしてませんが)ですね。
Posted by マーチャン at 2008年10月27日 18:26
>マーチャンさん
コメントありがとうございます。
釣具屋さんにあると言われています、「新うるし」という商品はわかりませんが、カシューは漆の代用品です。カシューナッツの実の油でつくります。
基本的にかぶれない漆(紹介したも以外)は本当の漆ではないと思います。
精神的にかぶれるというお話は今度ブログに書きたいと思います。また見てくださいね。
コメントありがとうございます。
釣具屋さんにあると言われています、「新うるし」という商品はわかりませんが、カシューは漆の代用品です。カシューナッツの実の油でつくります。
基本的にかぶれない漆(紹介したも以外)は本当の漆ではないと思います。
精神的にかぶれるというお話は今度ブログに書きたいと思います。また見てくださいね。
Posted by ペイントくん at 2008年10月27日 19:08